浮気調査を専門の売れない探偵事務所の探偵、鏑木瞬は、調査中、なにやらヤバい取引の現場に出くわしてしまう。カメラのシャッターを夢中で切った瞬間、背後から何者かに殴られ、ブラックアウト。気がついた時には、病院のベットの上にいるようだが、声は聞こえど、なにも見えない。
アシスタントの一樹と恋人の舞島亜里沙も駆けつけてくれたようだが、医師から、眼底出血をしていて、このまま視力が戻らないかもしれないと告げられる。カメラは壊され、撮影データは消えていた。
盲目となった鏑木は、どうしてもこの事件が気になり、一樹と亜里沙の協力を得て、真犯人を探す。盲目探偵、鏑木の捜査が始まる。視力を失った探偵に果たして、事件を解決できるか。初めは視覚障害者の鏑木はなにもできないが、次第に視力を失ったことで、聴覚、嗅覚、触覚、味覚などの感覚に目覚める。見えないことで見えてくることがあることに気がつく鏑木。鏑木の感覚冴え渡り、推理が的中し、事件解決への糸口が見つかるのだが、そんな時、第2の事件が起きる、、、