そもそもラジドラって何なの?

というような質問をよくいただきます。その前に「そもそもラジオドラマって何なの?」という方もいますので、まずはそこから。

ラジオドラマ: radio drama、: Hörspiel)は、音声のみのメディア(主にラジオ放送)上で制作および発表されるドラマのことである。放送劇(ほうそうげき)、オーディオドラマサウンドドラマ声劇(こえげき)とも。他にも、同種の用語としてボイスドラマがあるが、こちらは音系の同人活動やネット声優に関連して製作されるメディアを限定して指すことが多い。詳細は#ボイスドラマを参照。

wikipedia ラジオドラマより

まあ簡単に言うと「画がない映画、ドラマ」ということです。
逆を言えば「音と効果音、ナレーション、セリフ」だけで表現するエンタメ作品です。

ラジオドラマを説明する際にいつも言っているのですが「画がないラジオドラマで人を感動させる、楽しませることができる作品を作ることができれば・・。あとは画を載せるだけでヒット間違いなし」です。今どきは画に頼りすぎる作品が多く、作品自体の内容が薄い物が多い気がします。

とはいえ、そんなラジオドラマですが、やはり今の時代では知名度はかなり低く(特に若年層)、いつもまず最初に理解してもらうことから始まります・・。(笑)

■ラジオドラマの可能性

音で表現する映画、ドラマであるラジオドラマは「一番予算のかかる画を作る必要がない」ことが前提ですので何よりも「予算を度外視した世界観の構築、作品作り」ができます。

これぞまさに弱みを強みに変えるということです。

例えば火星を舞台にしたSF作品や、江戸時代、室町時代、数百年前のロンドンであったりと、どんな舞台設定でも可能です。全ては効果音と環境音の作り込み、そしてそれにナレーションを足すだけで世界観の構築が可能です。

これはある意味「小説の表現方法」と似ています。小説の世界も文字だけでどんな世界観でも表現できます。ですが、ラジオドラマではその文字だけの世界観を、音に起こして立体的に魅せる、聞かせることで小説よりももっと立体的な感動を味わえるという仕組みです。

■ラジオドラマを構成するもの

  • セリフ
  • ナレーション
  • BGM
  • 効果音
  • 環境音

上記がラジオドラマを表現する際に必要な要素になりますが、ラジオドラマ作品を構成するにはもう一つ大前提として「原作、脚本」が必要になります。

例えば家を建てるには「土地、設計図、資材、現場監督、大工」というような要素が必要になります。これをラジオドラマで考えると以下のような役割になります。

  • 土地(作品の尺)
  • 設計図(脚本、どのタイミングで誰が喋りどんな効果音や曲が鳴るかなど)
  • 資材(声優、ナレーター、BGM、効果音など)
  • 現場監督(監督)
  • 大工(録音エンジニア、これは監督がやることが多い)

なんとなく理解できたでしょうか?
それでは最終的にラジオドラマを構成する要素を3つにまとめます。

1:原作、脚本

2:声優、ナレーター

3:BGM、効果音、

この3要素こそがラジオドラマ作品を構成する核となります。

■RAZIDRA(ラジドラ)の役割

RAZIDRA(ラジドラ)とはなんですか? と聞かれた場合、シンプルに答えると「ラジオドラマ制作のマッチングサイト」と返事しています。これをもう少し噛み砕いて考えると・・。

1:原作、脚本

まず脚本を用意する、もしくは書くためには原作を探すか、自分でオリジナルストーリーを考える必要があります。じゃあ原作が用意できない、脚本を書けない場合、どうすればよいだろうか?
そんなあなたのためにRAZIDRA(ラジドラ)があります。自分で書くことが出来ない方は、原作提供者さんを募集すれば良いのです。

ちなみに小説家になろうというサイトには、220万人以上もの登録者がいて、90万点近い作品が掲載されています。もちろん他にも似たようなサイトがあり、なによりもそれだけの規模、市場、そして作家の卵さんが存在します。

2:声優、ナレーター

例えば声優さんたちだけでラジオドラマを作ろうとした場合、原作、脚本はどうするのか? BGMや効果音、環境音。そもそも誰が監督をするのか? など色々な問題があります。要は役割分担が必要ということです。そこですでにラジオドラマ作品のプロジェクトがいつも動いているRAZIDRA(ラジドラ)に無料の会員登録をして参加すればよいでしょう。

数年前に「カメラを止めるな」という作品が世に出ましたが、小規模な予算で制作された作品であれど、本当に良いものを作り上げることが出来る才能があれば、全世界で大ヒットする可能性があるということを世界中に知らしめた作品でもあります。

3:BGM、効果音、曲など

現在、日本中でパソコン、DTMなどを使って作曲しているミュージシャンが大勢います。その規模は数十万人レベルで存在するはずです。ですがその中でデビューできたり、飯が食える音楽家さんはというと・・。わずか数%程度というのが事実です。・・では残りの90%以上のデビューできないミュージシャンは才能がないのか? 才能の良し悪し問題もありますが、縁と運も大切です。

中には自分のパソコンの中にだけ存在するデモテープや、音源が数十曲、いや数百曲ある方も存在します。ですが、「その宝をどうやって利用してよいかわからない」方が大勢います。

別に音楽業界のデビューへの正攻法でなくとも、先の「カメラを止めるな」ではありませんが、作品自体が人気を得ることで、出演者が全員デビューしたり、その主題歌、挿入歌に脚光が浴びることは確実にありえます。是非あなたのその「宝」の数々を、RAZIDRA(ラジドラ)に応募してみてください。貴方の楽曲がラジオドラマの主題歌、挿入歌、エンディング曲になる可能性は大いにあります。

■才能と才能を繋ぐ場所

一人で押しても動かない大きな岩は、みんなで押すことで動かすことが出来るかもしれません。自分という才能をまだ信じられない方。別業界、ジャンルの方からすれば十分あなたは専門家です。この世に埋もれたunknown=まだ誰にも知られていない才能と才能を繋ぐことが出来る場所。それがRAZIDRA(ラジドラ)です。

ぜひ皆さん2022年9月1日からの本運用に向けて無料の会員登録をして、是非色々な作品に応募してみてください。

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